ナゴヤ公演の翌日はおだやかな良いお天気だった。
名古屋城の桜は満開で
その横にはそよそよと柳の新芽が風になびいている。
あぁ、春だねぇ。今回の来日でやっと日本の美しい桜を見てもらえたなぁと思って、とても嬉しい。
今日はみんなとお別れの日。
3月16日に成田でお迎えしてから、20日以上の長い滞在も
ついに最後の日。
成田へお迎えしたように、帰りもやっぱりさよならしたい。
友人とふたりで計画を立てることに。
ただ、今回のお見送りはギリギリまで動きが読めなかった。
セントレアから発つのが普通と思っていたら、一度東京に戻り成田から発つ(これにはいろいろと可能性の高い情報も含まれていた)なんて案も浮上し、私達は翻弄されまくり。東京にいる友人を頼りに今日のセントレア出国便と成田出国便をリサーチしてもらう、するとかなり確立の高い情報をキャッチしてくれた。彼女の読みはいつも正確だ。
サポートメンバーや様々な動きからしてその読みは間違いないと確信。
あとは何処で待つか、悩みどころ。
出来る事なら贅沢な事だけど、私達ふたりだけで見送りたい。
今までの経験上もふまえ、場所決定。
ちと寒いけど、バイバイするまでがんばろう。
大きなバスの前にボビーが登場、
今回の来日で彼を間近で目撃したのははじめてだ^^まるくてかわいい。
ぞくぞくとサポートメンバーがバスに乗り込み、
第一陣が出発。目の前を通り過ぎた時、バイバイと手を振った。
第一陣を見送った後はたいてい長い。
すでに何時発のエアかは分かっていたので、
時計を見ながらソワソワと待っていた。
冷えきった身体を暖めようと足踏みしたり、跳ねてみたり、
建物の中で待つ事も出来たけれど、少しでも長く、
少しでもファンが少ないところで会えるように
選んだ場所だったので気合い入れて待ちます。
すると、SPの動きが慌ただしくなった。
これは誰か来る!
遠目に見える紳士はまさしくチャーリーだ。
うわ〜ん、チャーリーの回りのオーラは光っているから遠くてもすぐ分かるもん。チャーリーの乗り込んだ車がわたしたちの待つ場所へ来て、一旦停車した。
窓ごしに見えるチャーリーに手を振ると、ニコニコと手を振り会釈をしThank youと言ってくれている。びえ〜ん寂しい(T-T)と、すでに号泣のわたし。もう霞んで見えない。
しくしくと涙を拭きながらその後につづく(であろう)みんなを同じ場所で待つ事に。
スモークの車が来るたび、ドキドキ。
マイケルコールが乗ってた。娘が乗ってた。とか言いながら待っていると、一台のワゴン車がスーーっと走って来た。
助手席の窓が半分開いていて、助手席には体格のいいSP。
ノーマークな車だっただけに、え?え?と思って
開いている窓を見上げてみると!
運転席の後に座る赤いシャツ!!!
そこだけ後光がさしている。
キーーーーーースーーーーー!!
名前を呼んだ瞬間、助手席のSPが慌てて窓を閉めようとするが、
それを静止したのは、キースです。(T0T)やさしい。号泣。
キースの目の前にいるのはわたしと友人、ふたりだけ。
Thank youと言いながら手を振ってくれている。
ありがとうなんて、こっちの言葉だよ。
言っても言い尽くせないくらいだよ。
キースを涙、涙で見送ったわたしたち。
時計を見れば、もうエアが定刻に飛ぶにはギリギリの時間。
いつ、どこから行ってしまったのか分からないけど、
ミックはすでに飛行場へ向ってしまったと判断。
そしてロニー、キースを見送ったあとよくよく考えて、
あのワゴンの後に乗っていたんじゃないのかなと話してました。
ロニーにもひと目会いたかったけど、
ロニーからはグシャグシャに泣いているわたしは見えていたのかもね。
ナゴヤ、たのしかった。とても美しい桜並木を見ながら
わたしたちもおうちに帰ろ。
Thank You NAGOYA!